便の状態と便秘
便秘になると便が硬くなってきます。便が大腸にいる時間が長くなるからです。大腸では水分が吸収されます。ですから、大腸に長くいると便の水分も吸収されて便が硬くなってくるのです。
ですので、硬い便が出てくると便秘になっていると思ってしまう人もいます。もちろん便秘で出てくる便は硬くなっていて、さらに大きくなっているととても排便が大変になります。しかし、便が硬いからといって便秘ではありません。
便秘は柔らかい便でも、まだ便が残っている感じがする残便感のほうが便秘の症状として判断されます。本来ならスッキリと出てしまわないといけない便が残っていると言うことは便が排出されていない状態です。ですから、便秘になるわけです。
また、硬い便の後に下痢を起こして全て出てしまった、便秘が解消されたと思う人もいるようですが、便秘の後に下痢、また便秘、下痢と繰り返すのはけいれん性の常習性便秘に見られる特徴です。ですので、下痢をしていても便秘となります。
便秘はあなたの体に便が残っている状態だと思ったらよいでしょう。私たちは常に食べていますから、常に便は体にあるわけですが、排便がきちんと行われていたら、排便の後の残便感は無いことになります。
