便秘と大腸がん
便秘はたんに便が出ない状態ではありません。便が出ないとお腹が気持ち悪いとか、お腹が張るとか不快な症状が出ますが、それだけではないのです。問題は便が出ない状態が続くとその他のいろいろな病気の原因となってくるところです。特に問題なのはポリープや大腸がんです。
便秘と大腸がんはとても関係が深いと言われています。がんは普通の細胞ががん細胞に変化して、増えていく病気です。普通の細胞は寿命があり、古い細胞が壊れて、新しい細胞に入れ替わり私たちの身体を維持しています。でもがん細胞は壊れません。ただただ、増えていくだけなのです。
普通の細胞ががん細胞になっていく過程に深くかかわっているのが活性酸素だと言われています。活性酸素は殺菌作用のある物質ですが、体内で過剰に発生すると健康な自分の細胞も傷つけてしまいます。便秘はこの活性酸素を大量に発生させてしまうのです。活性酸素の発生で腸の細胞が変性してしまいます。
腸の細胞の変性は腸内細菌のバランスを崩し、腸の免疫力を弱めてしまいます。活性酸素の攻撃だけでも細胞は傷んでしまいますが、免疫力が落ちるとさらに抵抗力が落ちて、癌が発生しやすくなるのです。
